富士通レタス

このエントリーをはてなブックマークに追加

「富士通が半導体工場でレタスを栽培している」と話題になった、会津若松Akisaiやさい工場産「キレイヤサイ」を購入する機会がありました。見た目はごく普通のレタスですが、少々お値段は高め、Lサイズのパッケージで400円ちょっとといったところです。
2015-04-28 09.49.20
これは同社の先端農業事業の取り組みのひとつで、半導体工場のクリーンルームや生産技術を農業に応用し、野菜を生産する試み。クリーンルーム、つまりはほぼ無菌の状態の場所で、栽培環境を完全にコントロールしながら生産する野菜工場というわけです。
2015-04-28 09.50.26
市販は以前より始まっていますが、生産量自体が少ないのと、販路もかなり限定されています。富士通の公式サイトによると、例えば東京では池袋西武百貨店本店や松屋銀座、東京労災病院の売店でしか購入することができないようです。(詳細は公式サイト参照 http://www.fujitsu.com/jp/group/fho/business/advance/tenpo/)また、東北では24店舗、あとば愛知2店舗、神戸1店舗しか取り扱い店がリストにありませんが、自分が購入したのはリストに無いお店だったので、別の場所で遭遇できる可能性はあるかもしれません。
2015-04-28 09.51.01
実際に食べてみると、おおお、ものすごいシャキシャキ感。レタスの肝とも言えるシャキシャキ感が最高レベルで感じられるほどのシャキシャキぶりです。「苦みを抑え、ほんのりとした甘みを引き出している」とパッケージにも書かれていますが、味は確かにほんのりとした甘み。とてもおいしいレタスでした。

ちなみに、クリーンルームで水耕栽培されたレタスなので、洗わずに食べられるのも大きな特長。手軽で美味しくて…というところまでは達成しているため、消費者的にはあとは価格的な面がクリアできれば、人気を獲得できそうな気がしました。今後の展開に期待したいものです。

このエントリーをはてなブックマークに追加