先日、バカンスの地として有名な南仏のニースに行ってきました。電車で出かけたのですが、ニースに着くまでの間にとても美しい地中海を見ることができて気が早く車内で盛り上がったりしてました。

パリと比べると小さな街で、駅から目抜き通り、海岸線（ホテルもここにたくさん）と15分くらいで歩けてしまう。でも大きなデパートや必要なお店は揃っていて暮らしやすそうです。

海が近づくにつれて気づいたのですが、風は明らかに海辺の風でも、ほとんど潮の香りのしない珍しい街です。実際にビーチに降りても、砂ではなく小石で敷き詰められている浜。そのせいか海の色が水色と濃い青色の2層になっていて実に美しい。世界の海を結構見てきましたが、この色は本当に見る価値あるなと思いました。

着いて初日はフランスで外国人で最年少のミシュランを獲得した松嶋啓介さんのお店「KEISUKE MATSUSHIMA」でディナーを頂きました。

海鮮のジュレや蟹、エビ、スズキといった海の街ならではのフレンチですがどことなく和のテイストを感じさせるので、ひとしお美味しい気になります。一方でトリュフやキャビア、フォワグラというフランス料理の看板役者たちもちゃんと味わえていい夜を迎えることができました。