先日、善光寺（長野県長野市）で法要があり、帰りに黒部ダム観光をしてきました。

黒部ダムを訪れるのは小学校か中学校の社会科見学以来で、ほとんど記憶の彼方に追いやられていたんですが、日本一の高さを誇るダムだけにその存在感は凄まじく、大人になった今でも十分楽しめました。

まずは扇沢駅から“トロバス”こと電気で走るトローリーバス（関西電力300形無軌条電車）に乗車。トロリーバスは現在、関電トンネルと立山トンネルでしか運行されていないそうで、少しテンションが上がります。ミニマルなデザインも気に入りました。

約15分で、黒部ダムの入り口・黒部ダム駅に到着。そこからはまず徒歩で220段の階段を登って「ダム展望台」へ。展望台から見下ろす黒部ダムの雄大な姿、周囲の3000m級の山々に圧倒されながら外階段を降りていきます。ダムが間近に迫り、186mという高さがどれほどのものなのかを実感。途中、珍しいクロユリの姿も拝むことができました。

外階段を降り切ると「ダムレストハウス」に到着。ご当地カレーの「黒部ダムカレー」を食べてみたいと思いましたが、ホテルの朝食を食べたばかりということもあり、今回はあきらめることに。代わりに「黒部の氷筍水」で淹れた水出しアイスコーヒーを注文したのですが、これがすっきりとしたキレのある自分好みのテイストで、思いのほか良かったです。

この日はあいにくの曇り空だったので、次回は空気が澄んだ秋晴れの日にでも訪れてみたいですね。