ニュースでも報じられていますが、中国ではときおり「日本人お断り」のお店を見かけることがあります。先日、湖南省の省都である長沙市を訪れたところ、有名な繁華街の一角に日本人お断りの“映画館”を発見。 “”で括ったのは、映画館といっても日本人が一般的にイメージするような大きな映画館ではなく、小さな小さな映画館で、遊園地やデパートなどの片隅やイベ ントで設置されているような“感覚刺激型の４D映画を上映する専用映画館”だからです。

それはそうと、中国人が「日本人お断り」を謳うのはいくつか理由があります。まず単純に店のオーナーが「日本人嫌い」だから。これは実にわかりやすい。続 いて多いのが「宣伝目的」です。「日本人お断り」を謳う店に限って人気のない店が多く、そうした店は「背に腹は変えられない」とばかりに過激な文句などで 客を集めようとします。「日本人お断り」にすると、ネットで炎上を起こして話題になったりもするので、一種の炎上商法ですね。

ですので、仮にもし皆さんが今後中国に来る機会があり、こうした看板を目撃したとしてもあまり驚いたり、恐れたりする必要はありません。ネタとして扱いましょう！