はじめまして、ちょしと申します。これからベストショットに参加させていただく事になりました。
日本各地をぶらぶらと写真を撮り歩くのが趣味です。これからよろしくおねがいします。
さて、記念すべき1回目は寅さんの故郷、柴又散歩レポート。
東京に住み始めて20数年、なんと初めての訪問です。
駅近くに降り立つと、賑やかな参道がみえました。この時点でかなりのワクワク感。
有名なおだんごやさん、髙木屋老舗。下町情緒あふれるお店が軒を連ねています。
思わず一言「あーっ落ち着く」
続いて帝釈天に到着。松の木がとっても立派で見とれてしまいました。
参道に戻って腹ごしらえしようとお団子屋さんの奥にある食堂に。
ちょうど団体さんが捌けた後らしく、お店の方が忙しそうに片付けていました。
店内は寅さんの写真でいっぱい!
最近出先でカツ丼を食べることにハマってる私は、ここでもカツ丼。
出てきたカツ丼は、特別肉が厚いとか、そういう特徴のない普通の昔ながらもの。でも、これが美味しかった!
最近食べた中ではダントツのうまさ。
お店の女性も優しくて暖かくて、まさに下町の人情にふれることの出来たお店でした。
こちらは山本亭。カメラ部品製造の方のお宅だったそうです。
カメラのどの部分を作ってたんでしょうねえ。
和と洋が合わさった趣のある建物でした。庭園もすばらしい。
こちらは外から眺めるだけでも十分に楽しめます。
夕方になって外灯がつき始め、ますますいい感じの柴又。
車じゃなかったら一杯ひっかけるんだけどなぁ。
最後に寅さんの銅像をパチリ。
駅とは反対の方向を向いて、なんとも寂しそうな表情。
見送りにきたさくらさんの方を見てるんだそうです。
銅像の足元に、山田洋二監督の言葉が書かれていました。
「寅さんは損ばかりしながら生きている
江戸っ子とはそういうものだと
別に後悔もしていない」
冒頭のこの部分を読んで、寅さん映画を改めてちゃんと観よう、そう思った柴又散歩でした。