先日、みなとみらいの赤レンガ倉庫に行ったのですが、すぐ近くに「工作船資料館」という遠くから見てもすぐにわかる大きな文字が書かれた建物がありました(残念なことに写真は撮っていません!)。
近付いてみるとどうやら海上保安庁の資料館で無料で見学できるようだったので見学してみました。
そこには、2001年に発生した九州南西海域工作船事件に関連する展示されていました。
覚えているひとも多いと思いますが、不審船(工作船)が、海上保安庁の巡視船との銃撃戦のすえ、自爆、沈没した事件です。
不審船はその後引き上げられて捜査がおこなわれ、北朝鮮の工作船と断定されたそうです。
資料館の真ん中に鎮座する工作船は威圧感があります。
船尾の観音扉から小型船が発進できるようになっていたそうです。
二連装機銃やランチャーなどたくさんの武器も押収されています。
以前よりは北朝鮮は歩み寄りをみせているような気がしますが、色々なことを考えさせられる施設です。