港園牛肉麺

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台湾のソウルフードとして有名な「牛肉麺」と「魯肉飯」ですが、先日、高雄を訪れたさい、地元の人オススメの「港園牛肉麺」を訪れてみました。

「港園牛肉麺」と言えば、地元の人で知らない人はいないほどの有名店。60年以上の歴史を持つ牛肉麺店の老舗で、観光客にもとても評判の良い店です。高雄MRT「塩テイ埔」駅から徒歩5、6分の距離にあります。
店は本当に“街の食堂”といった趣で、変にかしこまっていなくて好感が持てます。ソウルフードはやはりこうでないと。

夕方18時前に訪問したのですが、すでに店内は満席。着席までに5分ほど待ちました。客層はカップルや男性グループが多く、観光客らしき人たちは他にはいませんでしたが、次々と客がやってきて、自ずと期待で胸が高まります。
待つ間におばちゃんからメニューを見せられ、牛肉麺と冷菜を注文。牛肉麺は「汁なし」か「汁あり」かですごく悩んだのですが、最初ということもあり、無難に「汁あり」で。冷菜をつまみに待つこと約15分。「結構時間がかかるなぁ」などと思い始めたとき、待望の牛肉麺登場です。

牛肉麺と一言で言っても、店によってスープや麺の太さは結構異なるのですが、「港園牛肉麺」の牛肉麺はさっぱりしていてクセがなく、万人受けしそうな味。人によってはもっと香辛料が効いたものを好むかもしれませんが、個人的には大当たりで、リピートしたいと思える美味さでした。麺はつるつる、やわらかく煮込まれ、タレが染み込んだ牛肉は噛めば噛むほど旨味が出てきて、これで110台湾ドル(約400円)なんてお得すぎます。「もう一杯!」という言葉がノドまで出掛かりましたが、その後、台湾スイーツを食べる目的があったので渋々我慢、店を後にしました。

次回訪れる機会があったら、これまた定番メニューである汁なし牛肉麺と豚足ラーメンを注文してみたいと思います!

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