皆既日食

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先日8月21日、アメリカ大陸では皆既日食が広範囲で観測できました。クローニン真木の住むセントルイスも皆既日食の「通り道」。当日はどの学校でも全校生徒が校庭に出て、自然の大イベントをなどを楽しみました。なんでも、セントルイスで皆既日食が観測できるのは1442年以来なのだそうです。まだアメリカ大陸がコロンバスに発見されるより50年も前じゃありませんか!それこそ、歴史的出来事じゃありませんか!

こういうイベントには燃えるアメリカ人。当日のマクドナルドのドライブスルーには、「従業員が、人生一度の皆既日食を体験できるよう、数分間ご注文を受け付けることが出来ませんので、ご了承ください」と張り紙がされていました。こういう職場良いなあ。

クローニン真木は主人の勤める大学のキャンパスにお邪魔して、皆既日食を見ることに。キャンパス内の広場では観察用のサングラスや飲み物を無料配布してくれたり、野外バンドがいたりと、かなりのお祭り騒ぎ。天体望遠鏡を持ち出して、熱心に皆既日食の説明をしているの物理の教授、なんだかすごく嬉しそうです。「ほら!木漏れ日のところを見てごらん!陰がもう三日月みたいになっているだろう!!」あ、ほんとだ。これも日食の現象なんだそうです。

さて、もうすぐ月の陰に太陽が完全に隠れる数分前に、雲に太陽が隠れてしまうというハプニングもありましたが、みんなの祈りが届いたのか、ギリギリのタイミングでまた太陽が顔を出しました。そして皆既日食の瞬間!うわー!コロナだ!コロナだ!きれいー!

そして周りを見回すと、金星や火星が見え、さらに360度の空に夕焼けが!ほんの30秒ほどの間でしたが、自然の不思議な現象を目の当たりにして、もうみんな大興奮。ダイヤモンドリングが見えた瞬間には、それこそ拍手喝采となったのでした。

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