尖閣奪回ゲーム

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2012年9月に日本政府が尖閣諸島を国有化してからというもの、日中間の小競り合いがいまだ続いていますが、先日、旅先(広東省)のゲームセンターで「尖閣奪回ゲーム」を見つけました。タイトルは「保衛釣魚島」となっていたので、「奪回」というよりも「防衛」といったほうが正しいでしょう。「尖閣は中国のもの」と信じて疑わない中国人からしてみれば、「防衛」のほうがしっくりくるのでしょうか。
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さて、このゲーム。とてもシンプルでして、台に備え付けられた銃を手にして、ひたすら目の前の“日本鬼子”日本兵を打ちまくるというただそれだけ。日本兵を打つと得点が上がってゆき、時間が終わるとそれでゲームオーバー。「釣魚島を守る!」にしては「あまりにもシンプルな内容だなぁ」というのが僕の感想です。まぁ子ども向けのゲームなので、当然と言えば当然なのかもしれませんが。
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ただ、しばらくゲームセンター内をうろついていたのですが、この「保衛釣魚島」をプレーする客は一人としておらず。ゲーム自体があまりにもお粗末なのか、はたまた中国人も本音では尖閣諸島のことなんかどうでもいいと思っているのか……いったいどちらなのでしょうか。

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