先日、神戸に出かけたのですが、その際パン屋の名店ドンクで朝ご飯を食べてきました。

神戸よりも東京の表参道の方がなじみ深くはあるのですが、そこはやはり本店のあたたかみもあって、いい感じの街の茶店という気はします。自分以外にも男性がノートパソコンを広げていたりしていましたけれど、そうしてもいい雰囲気はあります。

とりあえずバゲット系のサンドイッチ、それにやはり神戸ですからビフカツサンドをハーフポーションで注文。

フランスのバゲットに比べると、確かに皮の部分のぱりぱりはよく似てはいますが、ぱりぱり部分はかなり薄いという印象。そして身の部分はかなりやわらかい気がします。パリの行きつけのお店は時に凶暴なほどぱりぱりしていたので、比べてはいけないのかもしれませんが。それでもこれはこれでおいしい、そう感じさせるサンドイッチではあります。

しかし、好みなのはビフカツサンド。神戸はビフカツサンドだけでたくさんのお店の味がありますが、ドンクのものはなんていうのでしょう、ちょっと作業しながら食べるのにちょうど良い美味しさの気がします。作業に気を取られながら肉の味がしっかりと主張してくるので、「うむ、ご飯食べてる」という認識できるというお味というか。

喫茶店は色々な過ごし方があるので、逆にこういう存在がありがたいなぁと思いつつ、楽しいひとときでした。