ヤーボーズ

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池袋駅周辺が“プチ中華街”になっているのは有名ですが、中国に馴染みがある人であればあるほどニヤリとしてしまう店が多いんです、ホント。

中国で今人気No.1の火鍋レストラン「海底撈火鍋」があるのは池袋ですし(東口)、有名な中国食材店「友誼商店」があるのも池袋(西口/中国には1970年代に創業した国営デパート「友誼商店」があり、それを知っているとあまりの“格差”にクスっと笑えます)。また、池袋には中国人向けネットカフェもちらほら。

また、今「友誼商店」が入っているビルの2階と4階には、昔「知音」と呼ばれるお店が入っていて、そこでは食材や本だけでなく、中国のテレビ番組や映画のビデオCDを取り扱っていました(もちろん海賊版)。残念ながらそこはもう倒産してなくなってしまったんですけど、相変わらず2〜4階は中華系のお店が牛耳っていて「しぶといなぁ」なんて思ったり。

そんな池袋ですが、先日久しぶりに訪れたところ、またまた驚かされる店を発見してしまいました! なんと「鴨脖子(ヤーボーズ)」を提供するレストラン。

「鴨脖子」はアヒルの首をスパイシーに味付けしたもので、首の骨のまわりの肉を削り取るように食べるのですが、中国ではそれこそ街のありとあらゆる場所に専門店があり、“鴨脖子ファン”の憩いの場となっているんです。

自分はもともと好きではないので食べなかったのですが、店内をのぞいた限り、やはりお客さんは中国の方がほとんどのようで。「そりゃあそうだよなぁ。あれをランチに食うとか、普通の日本人しないだろ」と心の中でつぶやきながら後にしたのです。それだけ中国の方が多く暮らしている証拠でしょうし、また、賛否両論あるにせよ、池袋の中華街化は“ハードコア”に進んでいるーーそう思い知らされた1日でありました。

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