世界中で人気を集めたロビオ･エンターテインメントのモバイルゲーム「アングリーバード」。キャラクターの鳥たちをスリングショットで放ち、敵の豚を倒していくシンプルなゲームですが、5月20日、その「アングリーバード」の3Dアニメ映画が中国で公開されたのでさっそく観て来ました。

今回映画を観たのは、あのストーリー性のないゲームが一体どのような内容で映画化されたのか、純粋に興味をひかれたからです。まだ観ていない人も多いと思うので詳しくは書きませんが、映画はどちらかと言うと「なぜ鳥と豚が敵対するようになったのか」と「主人公の鳥（赤い鳥）や豚のキャラクター」を丁寧に描いている気がしました。もちろん、後半部はゲーム同様、鳥と豚の争いになるのですが、そこに至るまでがこの映画の見どころだと感じた次第です。日本でも公開されるそうなので、興味がある人はぜひ観てみてください。

あと、中国のマクドナルドではこの映画の公開に合わせ、さまざまな関連メニューが登場しています。個人的に気に入ったのは、敵の豚をモチーフにしたポーク（豚）バーガー。バンズが豚と同じ緑色をしているんですが、どうやらほうれん草を練り込んでいるようです。また、目玉焼きが挟まれており、これはゲーム中の豚の好物である「卵」と関連付けたトッピングだと思います。もちろん、主人公の赤い鳥をモチーフにしたメニューも発売されており、そちらはピリ辛トマトソースをぶっかけたチキンバーガーであるようです。