牛王庙の担々麺

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担々麺は四川省発祥の麺料理ですが、中国の四川料理屋に行けばどこでも美味しい坦々麺にありつけるわけではありません。日本のラーメンのように、やはりそこには当たり外れが結構ありまして、ただ辛いだけでまったく印象に残らない担々麺も山ほどあるわけです。
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その点ここ「牛王庙(庙は廟)」の担々麺は抜群に美味しいです。辛さは好みで選ぶのですが、麺の太さと硬さ、スープの濃さ、そしてひき肉のそぼろとネギの味付けのバランスが絶妙で、食べてから1、2週間もするとまた恋しくなる中毒性を持っています。メニューには担々麺以外の麺料理もありますが、記憶にある限り、僕は担々麺と汁なし担々麺しか注文したことがありません(笑)。
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「牛王庙」を特に気に入っているのは、この“King of 担々麺”だけでなく、高レベルなサイドメニューも充実しているところ。冷菜のニガウリやタケノコは見た目こそシンプルですが、辛さでしびれた舌を落ち着かせてくれるし、「今日は肉が足りないなぁ」と感じた時に注文している凉拌麻辣牛肉(味付き牛肉をラー油と麻辣であえ、刻んだパクチーを混ぜた冷菜)も大変クセになる味で、どれもこれも外れなし。値段も安く(担々麺は300円程度)、本当に良いレストランだと思います。

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