それなりに人生も長い時間過ごしてきましたが、よくよく考えると、実際に生で戦車を見たことはありませんでした。東京の街中で、平和な世の中に生きている以上、有事でもないのに戦車に遭遇することなどなく、それは有り難い話でもあります。
そういう話とは別に、例えば一般開放されている自衛隊の演習や基地祭などにも縁がないまま今まで来たことも、戦車を見る機会がなかった一因。でも先日、ひょんなことから、陸上自衛隊の駐屯地で行われていた夏祭りを覗く機会がありました。そこで初めて戦車を目の当たりにすることに。
「かっこいい」とか「迫力ある」とか、兵器であることを踏まえればそれもまた感想として違う気がしますが、大きな車体、砲には圧倒されてしまいます。
また、駐屯地には自衛隊の史料館のようなものもあり、公開されていたので覗いてきました。日清・日露戦争からの史料がズラリと並び、見応えがすごい。自分以外に誰も観ている人はいませんでしたが、じっくり見たい史料ばかりです。
自衛隊の基地に足を踏み入れる機会はこれまで皆無だったものの、実際に訪れてみて「なるほど、こうなっているのか!」と思うことも多々あったので、また機会があれば行ってみたいところです。