フランス最高峰のチーズのお店として知られるローレン・デュボワで、これまた入手が難しいといわれる伝説のル・ポンクレという名のバターを売っていたのでちょっと買ってみました。

「金色」と称されるつやつやした色の立方体で見るからに美しい。ゆずのジャムで家の近くのル・グルニエ・ア・パンのバゲットにたっぷりと。本来安いはずの組み合わせにとんでもない贅沢です。

ブルターニュのバターということで塩の強い味を想像していましたが、それほどでもなく、その芳醇なやわらかさがパン全体を包むという味わい。きっと料理に使用してもすばらしいと思えるのですが、そんな無駄遣いはとてもできないですね。

ちなみにお値段は165グラムで6ユーロというこれまた破格。バターの安いフランスでもこの値段というのはさすが、「伝説」だなと思います。