来春、東京・赤坂の「赤坂ツインタワー」が建て替えることが決まり、それに伴って「ロウリーズ・ザ・プライムリブ 東京」が恵比寿に移転すると聞いて、行ってきました。以前、六本木に住んでいた際にずっと「行ってみたいなぁ」と思いながらも、当時はいろいろとタイミングが合わず、行くことが叶わなかったお店です。

「ロウリーズ・ザ・プライムリブ 東京」は、その名の通りプライムリブの専門店。プライムリブは、簡単に言うと分厚いローストビーフのことで、肉汁のしたたる赤いお肉が堪能できます。子供の頃、ダイエー系列（当時）のチェーン店「ビクトリアステーション」（※現在は閉店）でプライムリブに出会い、以来、自分は現在に至るまでプライムリブに恋い焦がれているのです。

「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」は1938年に米ロサンゼルスで創業。日本には2001年に赤坂に上陸、現在は大阪にも店舗があるそうです。

プライムリブは食べたくてもなかなか提供しているお店がないため、今回は2004年にナリナリドットコムの取材で訪れたほかのお店で食べて以来、約9年ぶりの対面。なんという久しぶりの再会……と興奮が抑えられず、今回は骨付きの特大カット、「骨抜きで500グラムが目安です」と店員さんに言われたダイアモンド・ジム・ブレーディーカットを注文してみました。また10年近く会わないかもしれないですからね（笑）。

テーブルの目の前で大きな肉塊から切り分けてもらい、サーブされたプライムリブ。肉汁の量がハンパなく、もうたまりません。あぁ、やわらかくてジューシー。もう幸せです。ただ、さすがにちょっと量が多かったのか、後半、料理が冷めてくると脂が重く感じ始める事態に。それでも美味しく最後まで完食、堪能しました。

肉をダイレクトに味わう料理というと、ステーキや焼肉が真っ先に頭に浮かびますが、たまにはこうしたプラムリブや、あとはシュラスコとかも良いものです。世界の肉料理、本当に楽しいなぁ。