ちょっと前のことになりますが、10月13日、広州市の花園酒店にて、在広州日本国総領事館、広東省人民対外友好協会共催の「広州ジャパンデー」が開催されました。昨年は尖閣問題の影響で開催されなかったんですが、今年は無事開催の運びとなり、日本語を学ぶ中国人学生や日系企業に務める中国人社員など約2500人が訪れました。
「広州ジャパンデー」は日中友好の未来を担う広州の青少年を対象に2007年から開催されているイベントです。日本を紹介するという大きなテーマに乗っ取り、日本の伝統文化や観光、食を紹介するブースが並ぶとともに、広州の在住の日本人駐在員との日本語交流会、日本旅館国際女将会による和服着付けデモンストレーション、折り紙体験なども行われ、来場者は皆楽しそうにあっちへこっちへと歩き回っていました。
また、今回は日本の人気ポップカルチャーであるアニメ・マンガを通じた交流を促進すべく、マンガ『中国嫁日記』の作者である井上純一氏を迎え、日本のマンガに関する講演会も実施。質疑応答では「日本でマンガを出版したいのだがどうすれば良いのか教えてほしい」など真剣な質問が積極的に投げかけられ、中国における日本のマンガ・アニメの人気ぶりを肌で感じることができました。