先日、引退となった中日ドラゴンズの山本昌選手公式戦最後の試合を見に出かけてきました。

野球には特定のひいき球団はいないのですけれども、物心ついた時に江夏が好きだったので、左投手や抑え投手が好きです。そして山本昌は自分が初めてプロ野球を観戦した時の投手でしたから、ずっと応援していました。

広島という場所で、しかも大事な一戦でしたから球場はほとんどカープファンで埋め尽くされていたにもかかわらず、山本昌の名前が挙がったりする度にあたたかな声援と拍手が寄せられていました。

ベンチ前で肩を作っているところから、ちょっとうっすら涙を浮かべていましたが、マウンドで腕を高く突き上げたり、もう二度と見られないであろうセットポジションからの投球を見たりしているだけで、ああ、引退してしまうのだなと寂しい限り。

結果は打たせて取ったゴロで、50歳登板を見事に果たしました。とてもいいものを見させてもらい、嬉しかったです。ありがとう、昌!