東京駅界隈は今とても便利になっていて、朝から夜まであらゆる時間で色々なことができる場所になっている気がします。

先日付き合いで東京駅での待ち合わせをしたのですが、先方の交通機関が少し遅れるとのことで時間つぶしをすることに。それで前々から行ってみたかったOAZOにあるパニーノ・ジュストにやってきました。

駅ビルとは思えないような天井の高い、どこか西洋の駅舎を感じさせる場所、マホガニーの重厚な内装、目の前にはピカソのゲルニカ、隣のテーブルにはだるそうにしている外国人ファミリー。日本にいるとは思えないような状況で、タルトゥーフォという白トリュフオイルを使ったパニーニとブラッドオレンジジュースを注文しました。

イタリアでは実はあまり美味しいパニーニに巡り会ったことはないのですが、イタリアの人に聞いた限りではパニーニはパンが美味しくないとダメだとか。こちらのパンはオリーブオイルがしっかり馴染んでパリッとしっかりグリドルで焼けている感じ。白トリュフの香りとルッコラの香りを楽しみながら生ハムにかぶりつく幸せ。チーズのコクがまた別の美味しさを感じさせて、日本のイタリア料理は本当に美味しいなぁと思うことしきり。イタリアに行きたいなぁとあまり思わないでいられるのは日本で恵まれているからのような気がします。