豪華な顔ぶれのミュージシャンがアコースティックギターだけで歌声を聞かせてくれるというアコギの祭典、トーキョー・ギター・ジャンボリーに出かけてきました。

両国国技館で行われたこのイベント、出演者はトータス松本、玉置浩二、奥田民生、ナオト・インティライミ、岸田繁、藤巻亮太、Rake、奇妙礼太郎、竹原ピストルといった敬称略の人たちが、これでもか、というくらいてんこ盛り。ちゃんことか焼き鳥とか助六とか実に国技館的な食事をお腹に収め、取ってもらった枡席から優雅に鑑賞してまいりました。

このイベントは2回目だそうで、話に聞いていたのは「わりとゆるい」という話でしたが、たしかに観客席はかなりゆるい。演奏中に移動したり、枡席で寝っ転がったりしながら聴いている人もいたり、赤ちゃん連れで楽しんでいたりとフリーダム。

そんなフリーダムな中で野狐禅の竹原ピストルが、本人曰く奇跡的に噛まずに熱唱したりするそのギャップが楽しい。自分のごひいきの岸田繁や奥田民生をしみじみと堪能したり、ナオト・インティライミは凄く人気があるのだなとわかったりしたわけです。

あと玉置浩二すごかった。連れは最初から一番の目玉だといっていたのですが、確かにすごい。出る前や出た後の存在感を他の演者も語っていましたが、実際の立ち居振る舞いに非常な「圧」があるわけです。その圧から目を逸らすこととかできない良さがあってとてもいい体験でした。

こうしたライブ自体初めての経験でしたがこういった緩い感じで見られるものがもっと増えればなぁ。