香港カンフー映画の人気作のひとつ「イップ・マン」(監督:ウィルソン・イップ)。実在した詠春拳の使い手・葉問(イップ・マン)を主人公にした映画ですが、待望の「3」が公開されたので観てきました。
この「イップ・マン」シリーズ。前作&前々作は日本でも上映されており、DVDなども販売されていることからご存知の方も多いと思うのですが、結構硬派なカンフー映画で、男心をくすぐられる作品になっています。主人公の葉問を演じるドニー・イェンがホントいい味を出しているんです。
今作の見どころのひとつが、あの元ボクシング世界ヘビー級チャンピオンのマイク・タイソンが出演していることで、「詠春拳 対 ボクシング」の白熱した闘いがみられます。とは言え、マイク・タイソンはあくまで脇役扱い。ストーリーの根幹はイップ・マンと、同じく詠春拳の使い手であるマックス・チャン演じる張天志との交わりや絆、そして闘いとなっています。
カンフー映画と言うと、日本ではブルース・リーやジャッキー・チェン、ジェット・リーの作品が注目を浴びますが、この「イップ・マン」シリーズは彼らの作品に勝るとも劣らない作品です。カンフー映画好きで、まだ観たことがない人は要チェックです!
あと、作品とはまったく関係ありませんが、主演のドニー・イェンはサッカー日本代表の長谷部誠選手にそっくり。ついでに確認してみてください。