うに食べ比べ丼

このエントリーをはてなブックマークに追加

この間の日曜日、銀座で行こうと思っていた店がことごとく改装や貸し切りだったので、いろいろ考えて、脚を伸ばして築地まで出かけてウニを食べてみることにしました。
CIMG6401
土日に築地へ行くことは今までなかったのですが、今回出かけた「うに虎 喰
中通り店」さんは日曜もやっていらっしゃる。うに虎、というお店だけでも近くにもう2店あって、最初行ったうに虎さんで「食べ比べるなら今日は中通りがいい」と聞いて席に着きました。
CIMG6402
何をどう頼もうかわからなかったので、「ウニを勉強させてください」とお願いしたら、「国産のウニだけで食べ比べにして、凄いのおまけしてあげよう」とのこと。
CIMG6404
あれよあれよと箱が並べられていきます。「今日食べるウニはどれも最高級で、美味しいとかまずいとかの差はなく、もう好みの問題だよ」とありがたいお言葉。最初はウニだけの味を楽しむためにヒマラヤの岩塩を削ってもらってウニを食べ比べてみます。
CIMG6405 CIMG6406 CIMG6407 CIMG6408 CIMG6409 CIMG6410
いかん。
どれもうまい。
たしかに味はかなりの差があります軽い味わいで甘みがあるもの。濃厚でコクのある甘さのもの。身がしっかりとしていてうにうにしいもの。ひとつだけかなり潮の風味が強くて異彩を放っているもの。
好みはあります。でもここで書くのは野暮かもしれない。それくらいどれも美味しい。
「これだけのウニが置いてあるお店はなくて、築地のウニ屋さんにお茶碗持って出かけるしかない」と品揃えに自信のご様子でした。
CIMG6411 CIMG6412 CIMG6413
今回は国内産だけで食べさせてもらったのですが、やはり海外のものはミョウバンの使い方が日本と比べて落ちるそうです。自分の場合カウンターのお寿司屋さんに行くのも2年に1度くらいでその時に1貫ウニを食べるかどうかという頻度なので、こうしたウニ・オールスターを食べてしまうと、もう10年くらいウニを食べなくてはいいのではないかとさえ思ってしまいましたが、「まだ礼文とかの旬も来るからね」との教え。
CIMG6415
ようやくのぼりはじめたばかりなのですね…このはてしなく遠いウニ坂を。と思いながら楽しませていただきました。

このエントリーをはてなブックマークに追加