日本ではお馴染みのレトルトカレーですが、カレー発祥の国であるインドにもレトルトカレーは存在しています。中でも有名なのが、コルカタに本社を構える大手グループ企業ITC社が製造・販売している「キッチンズ・オブ・インディア（Kitchens of India）」のものでしょうか。

「キッチンズ・オブ・インディア」は、同社がインド各地で経営している高級ホテル「ITC ホテル」のレストランシェフがレシピを考え、それを製品化したもので、レトルトカレーだけでなく、カレースパイスやカレーソース、冷凍食品など様々な食品を取り扱っています。

僕はデリーの空港の免税店で「キッチンズ・オブ・インディア」の「アルマター」（ジャガイモとグリーンピースのカレー）と「パラクパニール」（ホウレン草とチーズのカレー）を購入。中国に戻るや否やさっそくご飯を炊き、試してみることにしました。

お味は「おぉまさにインド！」といった感じ（笑）。スパイスがよく効いていて、日本のレトルトカレーとはまったく異なる風味を楽しめます。もちろん、だからこそ日本人には好き嫌いが分かれる味だとは思いますが、ときには“本場”を楽しむというのも良いのではないでしょうか。

ちなみに、「キッチンズ・オブ・インディア」の商品は日本でもネットで購入できるようです。興味がある人は一度試してみてください。