先日、仕事でインドを訪れたので、現地のSIMカードを購入してみることにしました。
インドへのゲートウェイとなるインディラ・ガンジー国際空港(デリー)のアライバルホールには、インド最大の通信キャリアである「Airtel(エアテル)」のカウンターがあり、そこでSIMカードを購入することができます。本来ならば手続きにはパスポートのコピー1枚と顔写真1枚が必要と言われますが、「もっていない」と答えると、その場でコピー&撮影をしてくれます。ですので、実施的には何も用意する必要はありません(街中のショップでは異なるかもしれません)。
その後、担当者が申し込み用紙に記入してくれ、500ルピー(約955円)を手渡すとSIMカードを発行してくれます。SIMカードは普通のサイズ、micro、nano全て揃っているので、自分の端末に合ったカードを選びます。ちなみに、初期費用の500ルピーには、SIMカード代だけでなく、一定の通話料、データ通信料が含まれているので、短期滞在であまり使わないならばチャージする必要はないと思います。
少し面倒なのはそれからで、SIMフリーの端末にそのSIMカードを差せばすぐに使用できるわけではないということ。まずアクティベーションしなければならず、それには1日ほど時間がかかります。SIMカードを購入した翌日、そのSIMカードが入った端末から指定された電話番号にかけ、そこで本人確認が済んではじめて普通に使用できるようになります。自分の場合、本人確認として「名前」「父親の名前」「宿泊中のホテルの名前」を聞かれました。いずれにせよ、申込時に詳しく教えてくれるので、それほど難しい作業ではありません。ただ、電話での本人確認は全て英語なので、「まったく英語がわからない!」という人は、ホテルのスタッフ等にアクティベーションをお願いすると良いでしょう。快く引き受けてくれるはずです。