先日、パリの有名なカフェ「クチューム」に出かけてきたのですが、もう一つ、ブランチやスコーンといった軽食などで有名なカフェ「クラウス」にも出かけてきました。白を基調とした清潔感のある1階の売り場と、お茶をするのにうってつけの雰囲気のある2階のカフェ。
お昼の4時くらい、優雅に過ごせそうな午後という頃合いにカフェに出かけたのですけれど、残念ながらコーヒーがもう無くて、お茶にすることにしたのですがついつい虎のお茶というのが目にしてしまってそれを頼むことに。結論から言えばこのお茶はちょっとスモークの香りが効き過ぎていて失敗してしまいました。
それでもスコーンとレモンケーキは美味しく、スコーンはかなりの食べ応えのある本格志向で人気のあるのも頷ける味。クリームとかあるともっと美味しかった。レモンケーキはレモンケーキの理想型ともいえそうな、上のアイシングというのかフロスティングというのか砂糖のかかっている部分のじゅわっとした味わいが実にすばらしいものでした。
お店の人も大変に親しみやすい方で、いいお店だなぁと。パリのカフェ文化は今どんどん新陳代謝が進んでいて、こういう気鋭のお店も増えてきており、これからを担っていくような、そんな気はします。日本の人が訪れて、お気に入りのお店ができるとよいなと思いますね。