風立ちぬ@パリ

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宮崎駿監督の「風立ちぬ」が試写をやるというので、2か月前から予約して行ってきました。

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「宮崎駿の最後の傑作」と説明されていて、感慨深いものがあります。

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壮観ですね。REXは本当にいい映画館です。

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席にわさび味の豆がサービスされてあって、これが、日本人でも辛いという味。きっと泣かせようと思って涙腺を刺激しておこうという考えに違いない。
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フランス人の反応として興味深かったのは、劇中主人公が交際を申し込む場面があるのですけれど、そこはいかにも宮崎駿監督らしい、ド直球でトントンと進むのですが、フランス人はそこはギャグとして捉えていて爆笑が起きていました。
あぁ、フランス人はこういう恋愛は頭にないのだろうなと。さすが成瀬巳喜男の「浮雲」がロングランでかかる国だとあらためて思いました。

それでも、終始好感のもてる反応で、終わった後とエンドロールの後両方暖かな優しい拍手が溢れ、ものすごく嬉しかったです。
この映画の周りで起きた政治的な話題や昨今の国際状況をいろいろ考えていただけに、宮崎駿監督の「お金を払って見てください」という思いは通じたのだなぁという気がしました。

個人的にはずっと泣いてしまう映画でした。

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