中国ではよく見かけるバーガーキング(以下BK)。それこそ「マックやケンタ並みにあるんじゃないのか?」と疑うほど、店舗数がやたらと多いんです(公式HPによれば2016年上半期の時点で500店舗を突破したそうです)。そのため、中国の大都市に来ると利用回数も自然と増えるわけなのですが、最近新しく発売された「テキサスバーガー(中国語表記:德克萨斯烟熏牛堡)」が思いのほか美味しかったので紹介したいと思います。
テキサスバーガーと言うと、マックのものを思い浮かべる人が多いと思うのですが、BKの「テキサスバーガー」は味とボリュームで一切引けをとっていません。10人中7人が「BKのほうが美味しい」と感想を漏らすのではないかーーそう自信を持って言えるほどのクオリティでした。
100%ビーフの分厚いパテを挟み込むように、香り芳しいチーズ、フライドオニオン、レタス、そしてローストビーフをトッピング。ローストビーフは1枚だけではなく、3、4枚が層をかさねるように敷かれており、ビーフパテの肉汁と特製BBQソースが絡み、これがかなりの美味。個人的にはベーコンをトッピングされるよりもこちらのほうが好みですね。ふわふわバンズとオニオンフライの食感の違いも楽しめました。
難を言えば、単品で39元(約630円)とにくたらしい価格設定であること(笑)。ポテト&ドリンクのセットにすると900円近くします。結局ハンバーガーってある程度のお金を出せば高クオリティのものがいくらでも食べられるので、ハンバーガーチェーンにはどうしても安くて美味しいものを期待してしまうわけですが、日本もしかり、今の時代は高級路線がトレンドなのでしょう。