富士通スタジアム川崎(旧川崎球場)で開催された「10.19を中心に川崎球場の歴史を振り返る」というイベントに行ってきた。京急川崎駅から徒歩15分くらいです。ちなみに今はユニークなイベントで有名なサッカーJ1の川崎フロンターレが運営・管理してます。
先着で10.19のレプリカチケットも無料配布されていました。
この日はグラウンドも開放され、野球のダイヤモンドも。ボールとグローブを持参すれば自由にキャッチボールすることもできました。
そもそも、「10.19」というのは、1988年10月19日に川崎球場でダブルヘッダー(1日に2試合)で開催されたロッテオリオンズvs近鉄バッファローズの試合のことです。
これだけだと普通のことですが、この日はダブルヘッダーに近鉄が連勝すれば近鉄のパ・リーグ優勝、近鉄が2勝できなければ先に全試合を終えた西武ライオンズの優勝が決定するという状況のなか、1試合目は8,9回で逆転した近鉄が勝利、2試合目は8回に近鉄が追い付かれ、そのまま延長10回引き分けになったという球史に残る試合となりました。
僕は子どもの頃から西武ファンなのでなかなか感慨深いです(年齢的にほとんど記憶にありませんが)。来場者もロッテファン、西武ファン、近鉄ファン、大洋ファン(横浜の前は川崎球場を本拠地にしていた)と様々です。みなさん当時のユニフォームを着ていました。サッカーのフロンターレサポーターも多かったです。
10.19の2試合目8回裏に同点ホームランを打った高沢選手や当時は二軍だった堀選手のトークイベントもあり、当時の裏話や川崎球場の思い出などを聞くことができました。
川崎球場名物だったという肉うどんも美味しかったです。
キャンプも始まり、今年もプロ野球が始まります。我がライオンズは今年もいまいち(特に投手陣)ですが、楽しみです。