サッカー、川崎フロンターレのホーム試合は劇的な試合展開が多いことから、「等々力劇場」と呼ばれることがあります。往年のプロ野球ファンならピンとくると思いますが、これはおそらくその昔、川崎を本拠地としていたプロ野球のロッテが「テレビじゃ見れない川崎劇場」をうたい文句にしていた流れなのだと思います。
現在の川崎球場は富士通スタジアム川崎(川崎富士見球技場)になっており、川崎フロンターレが運営・管理しています。先日、このスタジアムで「君は川崎球場を知っているか?」と銘打たれたイベントが開催されたので参加してきました。
様々な伝説を生んだ球場ですが、その中でも有名なそうめん流しが今回のイベントでは再現されていました。あまりにもお客さんが少なく野球も面白くないので、お客さんが客席の段差を利用してそうめん流しをおこなっていたというやつです…。
メインイベントであるトークのゲストは村田兆治さん(69)。一時間半ほどあったのですが、軽妙な語りと程良いSっぷりであっという間に終わりました。お客さんをキャッチャーにしてマサカリ投法の披露もありました。しかもキャッチャーをお客さんの中に立たせて硬球を投げ込むという(笑)。たまにフォークボールを織り交ぜていました。当時の袴田捕手とはノーサインだったそうです。名捕手です。
最後に集合写真を撮ったのですが、その前になぜかお客さん全員が村田兆治さんにスクワットを10回やらされました(笑)。
フィールドも解放されており、キャッチボールなどをおこなうことができました。昨年は雪がちらついていたような記憶がありますが、今年は快晴で良かったです。
川崎球場名物の肉うどんも美味でした。
あと、村田兆治さんの像をチェーンソーアートで作成するためにクラウドファンディングをおこなっているそうです。詳しいことは富士通スタジアム川崎のブログをチェックしてみてください。