スペースシャトル

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仕事柄(生物の先生)、何かとサイエンスが大好きな主人のリクエストで、ロサンゼルスにあるカルフォルニア科学センターへ。ここには2011年まで25回の宇宙飛行ミッションを行なったスペースシャトル「エンデバー」が展示されているのです。

このエンデバーは同科学センターでの展示のために、NASAの基地から飛行機の背中に乗ってロサンゼルス国際空港へ運ばれ、そこから12マイル(約19.3㎞)の道のりを、ゆっくりゆっくりとと3日近くかかってロサンゼルスの街中を輸送されて来たそうです。その様子を撮影したドキュメンタリー映画も観ることができましたが、宇宙を旅したスペースシャトルが、民家が立ち並ぶ住宅街をのっそりと移動していく様子は、なんとも不思議なビジュアルです。

そして、サイエンスセンターの真横に特設された展示室に入り、本物のスペースシャトルを目の当たりにします。主人「わー!」と声を挙げてはしゃぐ、はしゃぐ。確かに、私も気がつけば口をあんぐりと開けて見上げていましたが(笑)。だって、宇宙行って来たんだよ!これっ!

そして、スペースシャトルの真下に立って、写真を撮っていると、つつっとボランティアらしきご年配の男性がやって来て「何か、質問はあるかい?」

色々と細かい質問をさせてもらったのですが、ちゃんと答えが返ってくるので、「このおじいさん、只者じゃない」。さらに話を聞くと、なんでも実際にスペースシャトルの開発に関わったエンジニアとして働いていたんだそう。なにそれ、凄い。

すると、もう一人のボランティアの方もやって来て、今までお話ししていた男性と「なんだよ、僕が今大事な話をしているのに?」「いいじゃないか、僕だって教えてあげたいことがあるんだ」と、なんだか掛け合い漫才をするような雰囲気で、また色々なお話をしてくれたのでした。おかげでスペースシャトルの雑学を学べて有意義な時間を過ごさせていただきました。

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