海外生活27年目。そんな私でもやっぱり日本人だもの、たまには日本食が、そしてお寿司が食べたくなるのです。米国でもすっかりポピュラーな食べ物となったSushiですが、伝統的なお寿司とは違い独特な進化を遂げた食べ物となっております。

アメリカでは、握り寿司よりも巻き寿司が人気で、その種類も豊富。お店ごとに独自のSushi Rollを開発しているところも多く、具（刺身以外にエビの天ぷらやアボカドなんかもあり）を中に巻くだけじゃなくて、トッピングとして盛ってあったり、味付け用のソースも色々かかっている派手なものが多いのです。またネーミングも斬新なものばかりで、今回行ったお店でも「Ooh La La Shrimp（ウーララなエビ）」だの、「Yum Yum Scallop（うまうまホタテ貝）」だの、一体だれがどういう経緯で考えついたんだろう？的な巻き寿司の名前がメニューにずらりと並んでいました。

これらのSushi Roll、すでにチリ味のマヨネーズや、うなぎの蒲焼ソースなどがかかっているので、お醤油を付けるまでもなく濃厚な味です。日本のお寿司とは違う食べ物だと思えば、かなり美味しいものだと個人的には思っております。