今までに何度も日本に来て、クローニン真木の実家にも滞在している娘たちですが、スキーシーズンにここへ来たことがあるのは初めて。たくさんの雪にはしゃぎ、チャレンジ精神旺盛の次女は「スキーがやりたい!」と……。
ということで試しにゲレンデに連れて行き、初心者用のスロープで何度か練習させると、まあ転ばずに滑ることは出来るようです。ということで調子に乗った彼女。今度はもっと急なゲレンデ(とはいえ、それだって初心者用の緩い斜面ですが)に行くと言い残し、乗り方もわからないはずのリフトに乗って、さっさと行ってしまいます。
ところが下から見上げたゲレンデの斜面と、上から見下ろしたそれとは角度がまるで違って感じることを彼女は知らなかった。リフトを降りた後に足がすくんでしまったのか、ゲレンデを1/3ほど下がった後で、立ち往生してしまいました。親切なご年配のスキーヤーの方が心配して声をかけて下さったものの、なかなか下ることが出来ず、結局私が徒歩でゲレンデの隅を登り(!)、彼女に合流した後に私の長靴と彼女のスキーを交換して、私が滑って降り、彼女がトボトボと歩いて降りるという結果に。25年ぶりのスキー経験がこんな形で訪れるとは、とほほ。
一番、疲れたのは母です。