中国で君の名は。

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12月2日、「君の名は。」が中国でも公開されました。公開1週間でチケット販売総額が3.7億元(約61億円)に達し、メディアやSNSのユーザー評価も上々と、現地でもいろいろと話題を振りまいている「君の名は。」ですが、ほぼ同時公開された「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」や「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」よりも現時点では客入りがよく、興行成績も上回っているのはホント驚くばかりです。
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劇場の雰囲気ですが、公開翌日に訪れた映画館ではほぼ満席(土曜、夜の回)。客層は10代後半〜20代のカップルが大半でしたが、一人客や女性のグループ客もちらほら見かけられました。
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映画を観ていて面白かったのは、日本の映画館と異なり、客の反応がストレートに伝わってくるところ。笑えるシーンでは笑い声、泣けるシーンではすすり泣き、これでもかというぐらいストレートに反応が現れるのは、海外の映画館ならではでしょうか。一方で、エンドロールが始まった途端に劇場を明るくするのはやめて欲しいです。中にはゆっくりとエンドロールを最後まで観たい人もいるでしょうし、「君の名は。」の場合はエンドロールで余韻に浸るような作りでしたので尚更です(笑)。
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上映後の中国人客の反応も良く、退出時には「面白かったね」「感動した」「キレイだった」などと囁いている人たちがいたのは確かです。中国における日本映画の歴代興行成績トップは「STAND BY ME ドラえもん」(2015年)の5.3億元と報じられていますが、「君の名は。」にはその記録を破ることを期待します。

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