水没スマホの修理

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日本で購入したZTE製のSIMフリー端末「Blade V580」を水没故障させてしまい、メーカーに見積り・修理をお願いしたところ、新品価格(※コジマ電気で購入)よりも高い値段を提示されたので、このまま放っておくのももったいないと思い、せっかくなのでZTEの本社がある中国・広東省深セン市の電脳街・華強北で修理に出してみることにしました。
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華強北はガジェット好きの人たちの間ではあまりにも有名な場所ですが、スマホ端末はもちろん、スマホ部品も幅広く取り揃えられており、手軽にスマホ修理ができることでも有名です。

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今回は地下鉄駅近く、でかでかと「修理」の看板を掲げていたお店を訪れたのですが、どうやら検査自体は無料とのこと(日本では検査費だけで4,000円近く取られました)。

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また、検査は10分足らずで終わり、「基板を交換しないと使えないよ」とも親切に教えてくれました。メーカーでの検査結果によれば、「基板及びバッテリー、ディスプレーの交換が必要」と言われていたのでその旨伝えると、「バッテリーとディスプレーはおそらく問題ないと思う」「もし基板を交換しても使えなかったら代金はいらない」とまで熱いセールストークをしてきたのでさっそくお願いすることに。すると担当のお兄さんは「また30分ぐらいしたら来てくれ」とだけ言い残し、別の階へ向かいました。おそらく交換用の基板を入手するためでしょう。
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その後、自分は時間を潰すためにカフェへ。コーヒーを飲みながら40分ほど惚けてから再び修理屋を訪れたところ、あいやー直っているじゃないですか普通に(笑)。お兄さんが言った通り、やはりディスプレーとバッテリーにはそれほど大きな問題はなかったようで、遜色なく普通に使えるようになりました。
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気になるお値段なんですが、修理前に提示された金額は基板交換及びアルコール洗浄代で600元(約9,000円)。言い値で合意したので、もう少しまけてもらうことはできたはずですが、中国では値引けば値引くほどサービスが悪くなることを身を以て知っているのでそのままの値段で。日本でメーカーから提示された修理費用が約33,000円だったので、それに比べたら格安で済みました。

SIMフリー端末は安さが魅力なので、修理費も安いにこしたことはありませんが、日本における修理事情を考慮するとあまり得ではないかもしれません。そう実感させられた今回の「SIMフリー端末故障」でした。

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