羽田空港国際線ターミナルの4階にある「江戸小路」が好きです。
江戸時代の街並みを再現した空間で、外装はもちろん、ずらり立ち並ぶ飲食店も「和」の趣。年に2、3度訪れては、3~4時間ほど何もせずに、ただひたすらぼさーっとして過ごしています。主に、だしを飲みながら。
そう、ここには、あの「にんべん」のリアル店舗で、かつおだしや、かつお・昆布合わせだしなどを提供してくれる「日本橋だし場」があるんです。
かつおだしで炊いた「かつおめし」おにぎりとかつおだしだけで、心が満たされていきます。だしには、自分でしょうゆや塩を足すスタイルなので、辛さ調節もばっちり。何杯でも飲めてしまいます。
そして、少し奥に入ったところにある甘物屋「梅園」には、どら焼きの皮でソフトクリームを巻いた「どらソフト」なる珍しい食べ物が。すでにだしを4杯ほど飲んでいたため食せませんでしたが、抹茶か栗の「どらソフト」が食べたくて食べたくて最後まで悩んだことをお伝えします。
花かざりから、椅子、店舗の外装や食べ物まで、とことん「和」にこだわった空間。わかりやすく「日本」で、ある意味珍しいいのですが、妙に落ち着きます。休日でも人は少なめで、まったりできますよ。