日本では酒のつまみとして圧倒的な人気を誇る枝豆。居酒屋に入ると真っ先にビールと一緒に注文する人も多いのではないでしょうか。ただ、中国ではそれほどメジャーな食べ物ではございません。おつまみとして提供されることは皆無に等しく、僕自身、実際に中華料理屋で食した機会は数える程度。スーパーの野菜売り場でも売っていたりいなかったりといった有様で、日本と比べるとその印象はかなり薄いです。
そうした中、先日訪れた中華ファストフード店には珍しく枝豆があったので「久々の枝豆だぁ」などと感動しながら注文したのですが、これが見ての通りの辛めの味付けで……というか辛すぎる。
昔、中国人の友人宅で枝豆をいただいたさい、いろいろな香辛料やニンニクなどを混ぜて味付けされており、さっぱり塩味な枝豆に慣れている自分は「うっ」となってしまったのですが、今回のはそれにも増してひたすら辛い。ホント辛いだけ(笑)。2、3個つまんで不覚にもギブアップしてしまいました。“マーラー枝豆”、かなりの強敵です。