欧州への国産牛肉の輸出が今年始まったとフランスにいる時に聞いていたのですが、そういえば神戸ビーフは食べたことがないなと。日本に帰ったらいつか食べに出かけようと思っていました。そして、11月29日は「いい肉」という語呂らしいので早速出かけてくることに。
神戸肉流通推進協議会のHPで調べると、いいお店がたくさんあるらしいのですが、その中でも「一頭食い」という魅惑のメニューがある、神源という名前のお店に決めました。
予約で頼んでいたので座った2分後にはやってきた一頭食い。すごい。なんという至福の紅白。サーロインの脂なんて、もう置いた瞬間からほんのり蕩けはじめている気がします。
肩ロースとかリブロースといった上の方から丁寧に焼いていって食べていきましたが、こんな肉があるのだなぁ、と感慨にふけるお味で。
脂はもちろん強いのですが、ついてきた刻みわさびがものすごく美味しく、家に持ち帰りたいと思うくらいこの焼き肉にピッタリでした。
個人的にはヘレが分厚く切られていてステーキ的な食感を楽しめたのがよかったです。あとサーロインはあれだけ脂たっぷりなのに肉の美味しさもちゃんと含まれていてこれも意外な驚きが。
お値段も相当なので、なかなか食べられませんが、またいつか食べに来ます。