パリにまた新しくできた名店、レストランA.Tに出かけてきました。4月に開店した田中敦さんのお店です。雰囲気の良い自然光が指す窓際の席を頂きました。
アミューズとしておかきがでてきたのですが、とてもくせのある塩に載っかっていて面白いです。
お魚。お寿司に使うような甘みのある酢にきゅうりの漬物のような味のするペースト。和風。
壺のような器に入ったお肉。すごく美味しい。そして花の味がきちんとします。 柚子味噌なのかなあ。風味を重視されている印象を受けました。
ポップという貝とそら豆やグリーンピースを使った料理。チャウダーっぽいのかなと思ったらそうでもなかったです。
マグロをちょっと炙ったものを大根とクローバーで誂えたもの。酢が柔らかい味で最初のお皿よりずいぶん軽めの酢。マグロもいい感じのむっちりとした食感。
イシモチ系の魚をポワレして、その出汁や焦がしバターを使ったソースの料理。上品な白身魚ではんなりした味でした。
お肉は豚肉。焦がしネギのソースにネギのピクルスとかラマンティーヌ?という葉っぱ。(3726-)
デザートはフランボワーズとか赤いくるくるしたやつの酸味で締めくくられました。(3728-)どの皿も美味しく、暑い季節になってきたい方から多様な酸味を活かしたお料理で日本に近いような食後感でした。
名店が次々に生まれているので、パリを訪れる人はどのお店に行けばいいのか嬉しい悩みだろうなぁと思います。