先日、広東省広州市内のとある商業施設を訪れたところ、１階ロビーにワイン自販機が2台設置されていました。ワイン自販機の存在については世界各地で報じられており、それほど珍しくはありませんが、実際に目にする機会となると多くはないのでは。かくいう自分も実物を見るのは初めてです！

さて、このワイン自販機では１台につき8種類のワインが販売されており、値段は100元（約1,600円）しないお手頃価格の物から1,680元（約28,000円）という高価な物まで並べられていました。

自分はワインについて詳しくないため、これらのワインがどれほどの物なのかはまったくわかりませんが、試しに668元（約11,000円）のワイン（フルール・ド・フォンプレガード 2006年）を調べてみたところ、日本のネットでは2,866円で販売されていることがわかりました。2,866円というと、約175元です。酒税が高いとは言え、かなりのぼったくりです。どうりで香港からのワイン密輸がなくならないわけです（笑）。

ちなみに、中国本土とは異なり、香港では2008年にワイン関税が撤廃され、高級ワインもかなりお手頃な値段で味わうことができます。