「妖精のお菓子屋さん」という名前のケーキ屋さんが最近できてなかなかすごい、と聞いていたので時間を見つけてちょっと出かけてきました。女性たちの感性で創られたお店らしく、店の翼をもった匙の看板や店の内装などとても素敵な様子。
カップケーキ、それもかなり小さめで、宝石のようなエッセンスが凝縮されている評価なのですが、たとえばパリブレスト、ババオリュムといった昔ながらのフランス菓子を新しく創造していたり、イチゴやバニラのケーキも新しさとこれからの定番を担いそうな雰囲気のあるお菓子です。
早めに食べなければならないそうなので、近くのポンピドゥーセンターで場所を見つけて食べることに。ババオリュムは小さいながらもジューシーさと個性のきわまった一品で、ラム酒とのバランスがすばらしい。
イチゴのものは、小さいながらもイチゴの味を凝縮させたカップケーキで今回頼んだものの中では一番美味しかったような気がします。
パリブレストはその名の通りパリを代表するお菓子で、だいたいは輪っか状のシュークリームなのですが、これはくるりと円状のクリームでその名前を名乗っている様子。これも美味しい
バニラはとても上品で薫り高い味。いいバニラを使っているなぁという印象で、カップケーキのバランスとしてはこれが一番かも。サブレにはダコワーズを使ってホワイトチョコ、それにバニラのパンナコッタクリームが使われており幾つかのバニラをミックスして使っているとのことでした。
どれも凄く美味しい上におしゃれなケーキなのでお持たせには最高のお菓子屋さんだなぁと。また是非来店したいところです。