10月12日に埼玉県鴻巣市で行われた「こうのす花火大会」に行ってきました。今年の見所は、世界一の大玉「四尺玉」が打ち上げられることです！　これまで同大会では「三尺玉」が最高でしたが（それでもすごい）、「四尺玉」は直径約120cm、重さは400kg超で、打ち上げ高さは800mにもなるという大物っぷり。新潟県小千谷市で開催される「片貝まつり」でも打ち上げられていますが、関東で見られるなんて嬉しくて嬉しくて、前日からワクワクのドキドキでした！

しかし……。プログラムは花火と花火の間隔が長くテンポが恐ろしく悪かったことと、10月の半ばの気温、しかも当日は強風であったため厚着をしていても身体が冷えてしまう天候により、3割のお客さんは途中退場。2時間のプログラムのうち1時間50分たってもマイペースを貫くプログラムに、「早く四尺玉打ち上げて……」「帰らせて……」と今にも泣き出しそうな声が聞こえてきたほど皆の心が折れ始めたころ、突然始まりました。クライマックスが。これまでの100倍はあるのではないかと思うくらいの大きさの花火が5つ、横並びにドカンドカン。適度な余韻のあとに、またドカンドカン。休む間もなく、ドカンドカン。視界に入らないほどの大きさです。打ち上げ時の破片か何かでしょうか、身体にばしばし当たり始めたのでビックリしつつも、花火から目がはなせず、大口を開けながらはしゃぎまくりでした。

ラストだけ、すごかった。ラストだけは、本当にすごかった。一眼レフだと、どんなに頑張っても白飛びするほど明るすぎたのでスマホに持ち替えましたが、クオリティは低く、うう、一眼レフでしっかりと撮りたかった！　1時間50分に予算の2割、10分に8割かけたのではないだろうか。でも、ラストだけでも一見の価値ありです。来年も（もっと厚着をして）絶対に行きます！