亥年メビウス

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毎年旧正月に合わせて空港の免税店で限定発売されている十二支バージョンの「メビウス(MEVIUS)」。今年は亥年ということで、カラフルな文様があしらわれたブタのパッケージデザインでした。いつもデザインが特徴的で気に入っています。

さて日本で亥年と言えばイノシシですが、中華圏ではブタ。調べてみたところ、十二支が日本に紹介されたときに、日本では家畜化されたイノシシ(ブタ)がまだ一般的な存在ではなく、「亥=イノシシ」になったようです。調べる前は「日本人がブタにあまり良いイメージを抱かないから」などと考えていたのですが、勘違いでした(笑)。

ちなみに、中国でのブタ(猪)のイメージは悪くありません。日本では悪口で使われることが多い「ブタ」ですが、中国では恋人に「小猪(子ブタちゃん)」なんていうあだ名を付けることもあるぐらい、可愛くて親近感のある動物として考えられています。また、中華料理では牛肉や鶏肉よりも豚肉を使った料理のほうが圧倒的に多く、肉料理の主役は何と言っても豚肉。日本で人気のメニュー、回鍋肉や青椒肉絲、麻婆豆腐も豚肉を使用するのが一般的です。

話が完全に逸れてしまいましたが、「亥年メビウス」が教えてくれた日中文化比較でした。

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