地下鉄の防爆球

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中国の地下鉄駅でよく見かけるのがこの「防爆球(fang・bao・qiu)」。別名「球型防爆缶」とも呼ばれていますが、要は爆発物の処理用具です。

中国では地下鉄を利用するさいに荷物のX線検査、液体物の確認が義務付けられているのですが、いつ頃からかこの「防爆球」も見かけるようになりました。それだけ物騒な世の中になっている証左でしょうが、「防爆球」は爆発物などを中に閉じ込め、隔離することを目的としています。仮に内部で爆発しても、その被害を最小限に抑えることができるため、不審物を安全な場所まで移動させる目的などにも利用されます。

もちろん、こうした用具が不要な世界を望みますが、正直、そうも言ってられない時代。今後どうなっていくんですかねぇ……。

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