ヤクルトの好敵手

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中国でも大人気の乳酸菌飲料「ヤクルト(益力多)」。2001年に広東省広州市に広州ヤクルトを設立してから(香港にはそれ以前に進出済み)、飛ぶ鳥を落とす勢いで中国大陸におけるシェアを伸ばしてきました。その背景には同社の努力があるのはもちろんのことですが、年々中国人の健康志向が高まってきたこともあります。そしてそれに伴い、中国の乳酸菌飲料業界では、国内&海外のライバル品が市場に溢れるようになって来ました。
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今回紹介するのはそんな「ヤクルト」のライバルのひとつと目されている「優益C」。2009年に中国大手の乳製品国有企業である蒙牛乳業とデンマークのクリスハンセン社が提携したことで誕生した乳酸菌飲料です。
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先日スーパーで同商品を見つけて面白かったのが、「優益C」のイメージキャラクターをドラえもんが務めていること。日本とはまったく関係のない商品が日本のキャラクターを用いてPRに力を入れる一方、日本企業の「ヤクルト」はそのまんまという。陳列棚に揃って並べられていると、一瞬どちらが日本の商品なのかわからなくなりますね(笑)。まぁそれぞれの企業の戦略なので、どちらが良いとか悪いとかはぜんぜんないのですけど。
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ちなみに「優益C」のお味ですが、「ヤクルト」というよりも、どちらかというと「アンバサ」(日本コカ・コーラ)に近い感じ。「アンバサ」と違って炭酸は入っていませんが、昔よく飲んでいた懐かしい味を堪能することができました。

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