“森のアイスクリーム”と呼ばれる、アテモヤという果物、ご存知ですか？ 以前、テレビ番組などで見たことはあり、自分は簡単な知識だけはあったのですが、実際に食べたことはありませんでした。が、先日、ついに食べる機会に恵まれたのです。

Wikipediaによると、アテモヤは「釈迦頭とチェリモヤを掛け合わせフロリダで品種改良された品種」「食感や風味がパイナップルに似ていることから、台湾では鳳梨釋迦と呼ばれている」。読んでもなんだか元の果物がわからず、イメージしづらいです（笑）。外観はボコボコの“つの”が生えたグリーン、さながら「妖怪ウォッチ」のトゲニャンのようでしょうか。日本では沖縄で少数栽培されていて、なかなかのお値段がするようです。

購入後、室温で追熟させて、少し経ったら食べる直前に冷蔵庫で冷やして食べるのがベスト。ということで手順に従い、カットして食べてみると……。

中は白い果肉で、意外と食べるところがあります。スプーンですくって口に入れると、食感は柔らかく、歯応えとかはありません。糖度25％前後と言われる通り、とっても甘くて、とんでもない美味。“森のアイスクリーム”の表現が適切かどうかは個人の感想によるところだとは思いますが、風味はバニラアイスのような雰囲気も確かにありました。

これ、クリーミーで本当に美味しいんです。ちょうど今が旬で、2月下旬くらいでシーズンは終わってしまうそうなので、機会があればぜひ！ 自分ももう一回、調達してみようっと。